2010/6/21

親戚から頂いた『氷室まんじゅう』
金沢の代表的なお菓子のひとつですね☆

『氷室』（ひむろ）というのは雪を貯める場所のこと。
冬の間に積もった雪をここに貯めておき、
暖かくなってきたらここから出して使っていたそうです。
冷蔵庫などがない時代、とても貴重なものだったのですね。

加賀前田家では、７月１日（旧暦では６月１日）に、
氷室から氷を江戸の将軍に献上していたとのこと。
庶民もこの日に寒の中で育った穀物を食べると、
病気にならないということで饅頭を食べたようです。
それがいつの間にか『氷室饅頭』として、
金沢では定着していったようです。


この時期になるとお菓子屋さんでよく目にする氷室まんじゅう。
幸せなことに、毎年誰かしらから頂けるので（＾＾）
今年も家族の無病息災を祈り！美味しく頂きました☆

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